助産師は、助産所や地域の病院や診療所などで、専門的な知識に基づき母子やその家族のニーズに応じて、自然な妊娠・出産に関するケアまた母乳育児に関するケアを提供しています。また、すべての女性の生涯を通して様々な問題にかかわり、その改善や健康増進への支援をしています。

日本助産師会会員・助産師職能の皆さまへ

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が日々深刻となっております。そのような状況にもかかわらず、母子やその家族および女性に対して、日夜、医療機関でのケアや地域での支援を継続され、最善を尽くされている助産師の皆様に心より敬意を表します。
 現在地域では、母子への健康教育事業などが中止となり、相談相手がなく不安な状態の妊産婦や家族が増加しております。また、今後、衛生材料の長期的不足などが懸念されます。日本助産師会では、各地域での状況に応じた妊産婦やその家族への支援の必要性、および妊産婦ケアに必要な衛生材料の確保などについて、関係各所に働きかけていきます。
 皆様と協力体制を組み、この事態を乗り切っていきましょう。

2020年4月5日
公益社団法人日本助産師会
会長 島田真理恵

出産が間近な妊婦の方々へのPCR検査について

 新型コロナウイルス感染症への対応が長期化するにつれて、妊産婦さんや子育てにも影響し、心配事が増え、不安な状況にあると思います。このような中で、妊婦に対するPCR検査の在り方についても検討されています。

 日本助産師会では、妊婦さんに新型コロナウイルス感染が疑わしい症状がある場合には、迷うことなく、かかりつけ産婦人科医師ならびに保健所に相談することを、今後も推奨して参ります。したがって、妊婦さんへのPCR検査については医師が必要と判断する場合に実施するべきものと考えています。

 全妊婦の方々へのPCR検査の実施については、検査精度の問題、検体採取のための体制、検査実施後の対応体制など、解決しなければならない様々な課題があります。日本助産師会は、どのような状況下であっても妊産婦さんや赤ちゃんそしてご家族が、安全で安心できる出産環境や育児環境を提供できるよう、関係諸機関や医師をはじめとする専門家の方々と連携させていただき、適切なアドバイスを受けながら、妊産婦さんの支援を行って参ります。

2020年5月25日
公益社団法人日本助産師会
会長 島田真理恵

2020年4月22日

「妊産婦さまへ」

  • @妊婦健診は必ず受けましょう!
  • A出産場所の変更については、かかりつけの医師・助産師に相談しましょう
  • B医師・助産師のいないところでの出産(無介助分娩)は危険です、絶対にやめましょう

 出産を控えている皆様には、新型コロナウイルス感染への不安から、妊婦健診を控える・出産場所を変更するなどを考えておられる方もいると思います。
妊婦健診の間隔など心配なことについては、かかりつけの産婦人科の医師にご相談ください。
 安心安全な出産には、決められた時期の妊婦健康診査と妊婦さん一人ひとりの情報を医療者間で共有し連携を図ることがとても重要です。
感染の可能性を不安に思い、妊婦さんやご家族だけで判断することなく、かかりつけの医師・助産師に相談し行動することをお勧めします。
産婦人科医師や助産師など専門家のいないところでの出産(家族だけでの自宅出産)は大変危険です!絶対にやめましょう。

     

以上

新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う在宅勤務実施のお知らせ

 当会事務局におきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、全職員、在宅勤務(リモートワーク)を実施しております。在宅勤務実施中におきましては、お問い合わせフォームにより連絡いただきますこと、ご理解のことお願いいたします。
 また、「とりこえ助産院」につきましては平常通り営業となっております。
 ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。