新年のご挨拶
旧年中は、本会の活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
本年は「馬」の年を迎えました。
馬は古来より、人とともに道を切り拓き、困難な道のりを力強く前へ進む存在として親しまれてまいりました。迷いなく前を見据え、着実に歩みを進めるその姿は、変化の時代にあっても専門職としての責務を果たし続ける私たちの歩みに重なるものがあります。
少子化が進行する一方で、妊娠・出産・育児を取り巻く課題は、より複雑化・多様化しております。そのような中にあって、助産師の専門性と実践力、そして地域に根ざした支援の重要性は、これまで以上に高まっています。
本会は、先人から受け継いできた歴史と誇りを胸に、会員の皆さまと力を合わせながら、母子とその家族に寄り添う支援の充実、そして助産師の専門性の一層の向上に取り組んでまいります。
馬が大地を力強く駆け抜けるように、一歩一歩を確かに、未来へと歩みを進めていく年としたいと存じます。
本年が、皆さまにとりまして健やかで実り多き一年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
2026年1月
公益社団法人日本助産師会
会長 髙田昌代
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